気まぐれ随想録

頑張れ!高橋

 男子フィギュアスケートの高橋大輔選手、バンクーバー五輪では4回転ジャンプにこだわり、転倒から立ち直っての銀メダル、トリノ世界選手権では4回転ジャンプを見事に成功させての金メダル、誠にあっばれです。
 もう一人今年大いに期待する高橋がいます。巨人の高橋由伸選手です。昨年は怪我に泣き、一打席のみの出場に終わり、選手生命をかけて手術に踏み切りました。今季オープン戦は好調で、開幕戦でも好スタートを切り、一年を通しての活躍を期待しています。二枚目の垢ぬけた風貌からは想像のできないハッスルプレイ、好投手からもたびたび勝負を決する一発を放ち、個人的に大好きな選手です。天才、無冠の帝王などと言われ続けていましたが、2007年にはあと一歩のところでホームラン王のタイトルを逃しました。今年は怪我からの復活に止まらず、タイトルを獲って、記憶のみならず、記録にも残る選手になって欲しいものです。

2010/3/29

優先順位

 先だってボクシング世紀の一戦内藤対亀田戦がありました。結果は亀田選手の完勝で実力差を見せつけた試合でしたが、内藤選手は自分から攻撃を仕掛ける戦法に終始していました。もしも勝負にこだわって亀田選手と同じような戦い方をしていたならば少し違った結果になっていたかもしれません。亀田選手は一貫して勝利にこだわっていましたが、内藤選手にとっての優先順位はチャンピオンらしく戦う事のほうが上であったように感じました。
 ちょうど今回のボクシングタイトルマッチの放送はわが故郷松山とゆかりのあるNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の初回放送と重なってしまいました。スポーツ好きの自分としてはいつもならボクシングをリアルタイムで見るのですが、今回に限っては「坂の上の雲」の方が優先順位が上で、ボクシングはビデオ録画で見ました。
 行政刷新会議の事業仕分けでは医療分野に関してもいろいろ対象として取り上げられました。財務省の動きは相も変わらず医療費削減の一点張りで小泉政権時代からの違いが感じられませんが、長妻厚生労働大臣の言動からは医療崩壊の立て直しを最優先にしているのがうかがえます。医療分野においても民主党政権には政権交代の大義、優先順位の変更を期待したいものです。

2009/12/4

祝巨人日本一

 昨日原ジャイアンツが日本ハムを4勝2敗で破りめでたく日本一になりました。ジャイアンツファンとしてはリーグ制覇をしながらプレイオフで敗れたり、先に王手をかけながら逆転されたりと悔しい思いをしてきたので選手同様喜びもひとしおです。
 特に第5戦の逆転サヨナラ劇は数多くの野球の試合を見てきた中でもベスト5に入る印象に残る好ゲームでした。
 日本シリーズのMVPは阿部捕手でしたが、そのほかにもペナントレースを通しては小笠原選手、ラミレス選手、ゴンザレス選手など数多くの選手が主役級の活躍をしましたが、亀井選手、松本選手、坂本選手もこの1年で大きく成長しましたし、抑えの越智、山口、豊田、クルーン各投手も役割分担を確実にこなし、谷選手、古城選手、大道選手、今年で引退する木村選手などもいぶし銀として活躍を続けて、本当に素晴らしいチームになりました(このほかにも活躍した選手 (グライシンガー、高橋尚成投手など)は数多くいますが・・・)。何年か前までは走れない、守れない長距離砲を何人もそろえて野球盤のようにシングルヒット3本で得点ができないといった笑うに笑えない場面を少なからず目にしてきましたので隔世の感があります。
 2学年しか違わない原監督がWBC制覇に引き続き日本一に輝いたことは、同年代の者としてはとても刺激になりました。このような理想に近いチームを作り上げた原監督は東海大相模時代のイケメン、ジャイアンツの若大将の印象とは異なり、一年を通した戦略、試合での采配、選手の掌握術などからは上司の理想像としていろいろ学ぶべきものがありました。

2009/11/8

四国ダービーを観戦して

 昨日ニンジンスタジアムで愛媛FC対徳島ヴォルティスの四国ダービーを観てきました。愛媛FCホームゲーム史上最多の観客数を記録し、連敗中の相手に今日こそは勝利しようとサポーターの熱い応援でスタジアムは大いに盛り上がりました。得点チャンスは多いもののPKをはじめことごとくはずして結局0-1で負けました。応援自体はそれなりに楽しめましたが、試合後はチームの敗戦と寒さが重なり一気に意気消沈してしまいました。浦和レッズのサポーターがふがいない試合をした後に暴れることがありますが、毎試合大勢のサポーターが集まって応援も半端ではありませんから何となく気持ちもわかるような気がしました(決して暴れるのはよくありませんが)。こんなに観客が多い時に負けるとはもったいないなと、また試合中の望月監督のリアクションがいつもに比べて薄いなと思っていたところ、今日突然望月監督解任の発表がありました。久々のサッカー観戦がいろいろな意味で忘れがたいものになってしまいました。

2009/9/14

全早慶野球戦を観戦して

 昨日坊っちゃんスタジアムで一部OBを交えた早稲田大学対慶應大学の大学野球を堪能しました。早稲田OBの友人に誘われて応援グッズまで揃えてもらって一塁側で早稲田大学を応援しながらの観戦でした。応援団が間近で見れて、グランドにも近い最高の場所で観ることができとても楽しい思い出になりました。試合自体は公式戦ではなく、早稲田と慶應の現在の実力差を反映してワンサイドゲームとなり少し盛り上がりにかけましたが、間近で見る応援団の奮闘ぶりには感動しました。応援団の熱い姿は学生時代に少しだけ剣道をかじっていた頃を思い出させてくれましたし、かの有名な早稲田大学の校歌を歌ったり、試合の前後のエールの交換を体験できたりしたことは荘厳な儀式を体験できたという点で何事にも代えがたいことでした。特に、得点ごとに応援席のみんなで肩を組み合って歌う「紺碧の空」は徳島の阿波踊りの盛り上がりを彷彿とさせて懐かしく思われました(ただ、早稲田が8点も入れましたので少々疲れましたが・・・)。
 かつての「ハンカチ王子」斎藤佑樹投手も登板しましたが、応援に気を奪われあまり印象に残っていませんし、パンフレットに背番号14で載っていた済美高校出身の福井優也投手はベンチ入りすらしておらず何でかなと思ったほか試合内容はあまり記憶には残っていませんが、今回はいろいろな未知の体験ができましたので試合後には十分に満足して帰ることができました。早慶戦に誘ってくれた友人には非常に感謝しています。
 今年の秋の東京六大学野球では早稲田大学、慶應大学の活躍のほか、本番での早稲田大学の応援団の奮闘をテレビで見てみたいと思いましたし、プロ野球を球場で観戦する時はこれまでのようにただ観るだけでなく、ライトスタンドの応援に合わせて楽しみながら観戦するスタイルに変えていこうと思いました。

2009/8/23


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