気まぐれ随想録

ああジャイアンツ

 ジャイアンツが滅茶苦茶になってしまっています。ペナントレースで優勝をのがし、クライマックスシリーズでも不発。ドラフト会議では菅野選手の獲得失敗。そして今回のお家騒動。世間的には賛否両論で、世論としては清武GM賛同派が多いようですが、法律や会社的には渡邉恒雄(ナベツネ氏)擁護論が主流のようです。個人的には清武GMの気持ちもよくわかり、つたない個人的な経験からも清武GMのお話の方ができ事としてはおそらく真実ではないかと思っています。しかし、スタッフを守りたいという告発に至った動機づけに関しては、岡崎ヘッドコーチははたして守られたことになるのでしょうか?原監督と岡崎ヘッドコーチの関係が気まずくなるのは火を見るより明らかで、チームにとっては何もいいことはありません。ただ単にナベツネ氏の越権行為を許しがたかったという個人的な思い入れに過ぎないのではないかと感じています。
 ナベツネ氏は他チームの4番打者ばかりを取り続けるもチームの好成績にはつながらず、現場を無視したそのワンマンぶりには以前より批判が集まっていました。片や清武GMにおいては、育成選手を含めた生え抜き選手を数多く輩出し、その功績は大きいものの、今年に関しては優勝を逃す要因となった全外国人選手の獲得失敗など責任を負うべき点も多々あります。優勝を逃しながらスタッフの刷新もほとんどなく、一方的に非を暴く姿勢には疑問を感じます。今回清武GM主導で野村ID野球のスタッフを数名招いていますが、巷から伝わるナベツネ氏と野村克也氏の関係を考えると大丈夫かなと思っていました。お互いが歩み寄ってこのような内紛劇が表に出ないように上手に対応できなかったものでしょうか。
 何はともあれ来年こそわがジャイアンツが日本一になって、かつドラフト会議において菅野選手をくじで引き当てることを祈ります。そのためにも1日も早くこの騒動が収まることを願ってやみません。

2011/11/23


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