アレルギーに関する情報

(第4回)じんま疹と食物について

 食物を食べた直後にみられるアレルギー性のじんま疹の他にアレルギーとは関係なくみられる食物によるじんま疹があります。仮性アレルギーと呼ばれるもので、不耐症(イントレランス)と呼ばれることもあります。代表的なものはアスピリン不耐症で、アスピリンなどの酸性非ステロイド抗炎症薬や食物中のサリチル酸化合物や色素や防腐剤によりじんま疹がみられます。正常人でも0.3%の人に見られますが、慢性じんま疹患者では23~28%に認められるといわれています。自然食品の中で、サリチル酸含有量の多い食品としては、野菜類として、キュウリ、トマトなど、果実類として、リンゴ、ブドウ、モモ、イチゴなどがあげられます。人工着色料としてはタール系アゾ色素(タートラジン(食用黄色4号)など)や、防腐剤として安息香酸ナトリウム、パラベン類などがアスピリン不耐症の誘発物質としてあげられます。
食物アレルギー以外のじんま疹としては、その他に、魚肉(サバなど)内に潜むアニサキスなどの寄生虫が原因となるじんま疹や胃粘膜に感染しているピロリ菌が原因となるじんま疹などがあげられます。


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