皮膚科全般に関する情報

(第2回)夏に多い皮膚病

 夏は一年のうちで最も多く皮膚病がみられますが、大きく分けると、(1)紫外線によりみられるもの、(2)草花、虫などが原因になるもの、(3)汗により悪くなるもの、(4)プール(海水浴など)の時期に悪くなるものなどがあげられます。
 (1)としては、病的な光線過敏症以外にも日光皮膚炎(日焼け)は長時間無防備な状態で紫外線にあたりますと大なり小なりどなたでも症状がみられますので紫外線対策を必ず行う必要があります。特に、色白で日焼け後に肌が黒くならない人は紫外線にあたりすぎますと将来的に皮膚のシミやシワ、皮膚がんなどができやすいのでしっかりと紫外線対策を行うよう心がけてくださいその他では、紫外線により単純ヘルペス(ウイルス感染)のみられる方が増えてきます。
 (2)に関して、代表的な植物としては、ウルシ、ハゼノキ、ギンナン、キク、シソ、イラクサ、センニンソウ、セリ科、クワ科、ミカン科などがあげられます。また、虫による皮膚炎としては、ハチ、アリ、ムカデなどの刺咬によるもの、蚊、ブユ、ノミ、トコジラミ、ダニなどの吸血によっておこるもの、毛虫、ハネカクシ、カミキリモドキなどの接触によっておこるものがあげられます。
 (3)としては、水虫、たむしの白癬(はくせん)症、カンジダ症、くろなまず(癜風)などの真菌症、あせも、あせものより(汗腺膿瘍(かんせんのうよう))、アトピ―性皮膚炎、金属かぶれなどがあげられます。
 (4)としては、裸で体を触れ合うことで子ども同士のあいだで接触感染するとびひ(伝染性膿痂疹(のうかしん))、みずいぼ(伝染性軟属腫(なんぞくしゅ))などが代表的です。海水浴ではクラゲ、サンゴ、イソギンチャクなどによる皮膚炎、ゾエア(甲殻類の卵が孵化したもの)による海水浴皮膚炎などがみられます。


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