よくある質問集

(第5回)貼付試験(パッチテスト)は何のためにするのですか?

 パッチテストは、現物(シャンプー、リンス、化粧品、布地など実際に使用しているもの)および検査用の検体(金属、防腐剤、香料、ゴム成分など)を背中あるいは上腕に48時間貼付した後、48時間後、72時間後に皮膚反応の有無により接触皮膚炎(かぶれ)の原因を見つけることが主な目的です。その他、薬疹などの薬物アレルギーの原因薬剤を検索する場合にも行います。実際には、生活用品による刺激性・アレルギー性の皮膚炎、毛染めによるかぶれ、金属によるアレルギーなど、難治性あるいは重症の湿しんの原因検索に非常に有用です
 ステロイド外用を行ってもなかなか湿しんが治りきらない場合には、一度パッチテストを行って原因を見つけだす必要があります。パッチテストで皮膚反応が陽性のものが見つかれば、生活のなかでその現物あるいは成分として含まれるものとの接触を控えることで完治が期待できます。尚、検査を行なう間、最低3日間は入浴ができませんし、暑い時期には発汗により皮膚反応がはげしくでることがありますので、パッチテストは冬場を中心に涼しい時期に行うのが一般的になっています。


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