アトピー便り

アトピー便り51:彷徨(さまよ)う患者さんへ(6)

今回は最終回、(6)(番外編)以前に診てもらっていた皮膚科の待ち時間が長いから薬だけ出して欲しい。 について検証します。特に皮膚科の新患患者さんが多くなる時期にはこのような患者さんが増えてきます。患者さんは新たに診察を希望しているわけでもなく、転医を考えているわけでもありません。今までと同じ薬をできるだけ多く手軽に出して欲しいと思っているだけですが、皮膚科専門医であれば患者さんの申し出を鵜呑みにしてそのまま処方することは先ずありません。医者側としては初診の短時間で症状、経過を十分に把握することは難しいので、一般的な対応は、その時の症状に合わせて必要最低限の薬を出して経過を観ていくことです。以前の薬よりも弱い薬が処方されれば症状は当然悪くなりますし、多くの場合短期的には症状は悪化しがちです。長い期間診てもらっている皮膚科(専門医)であれば、待ち時間がたとえ長くてもいろいろな点から引き続き受診されることをお勧めします。

2016/7/3


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