祝巨人日本一その陰で

 先だってわがジャイアンツは北海道日本ハムファイターズの善戦に苦しみながらも無事日本一になることができました。クライマックスシリーズでは正直なところ中日にストレートで負けるのではないかとも思いましたし、日本シリーズ第6戦もどちらが勝ってもおかしくない展開で、日本ハムが勝っていたらそのまま日本一になっていたのではないかとも思っています。久しぶりにプロ野球の面白さを堪能させていただきました。
 その巨人が日本一を決めた日に高校野球四国大会準決勝済美高校対鳴門高校が行なわれました。済美高校の評判の1年生エースの活躍で9回表まで4対1で優位に試合を進め、済美高校の来年の春の選抜出場は確定したなと思いながら気楽にテレビを観ていました。それまでに相手打線から15個の三振を奪っていて波乱はないものと思っていましたが、あれよあれよという間にヒットをつるべ打ちされ逆転サヨナラ負けしてしまいました。その結果来春の愛媛県勢の選抜出場はなくなってしまいました。
 水戸黄門の「人生楽ありゃ苦もあるさ」ではありませんが、良いことばかりはなかなか続かないなと実感した一日でした。

2012/11/7

それでもジャイアンツ

 スポーツの秋真っ只中スポーツイベント目白押しですが、愛媛マンダリンパイレーツは四国アイランドリーグ年間総合優勝を逃し、J2愛媛FCは例年通り下位に低迷してしまい、ローカルニュースにはあまりうれしいものがありません。秋の高校野球の結果はまだですが・・・。
 男子プロテニスの錦織選手の国内で開催された大会でのツアー優勝は今後のグランドスラム大会での優勝に期待を持たせるもので、とてもうれしく思います。SAMURAI BLUE日本男子サッカーチームが海外でフランス、ブラジルと対戦するのも今からワクワクしています。イチロー選手、黒田選手の所属するニューヨークヤンキースがワールドシリーズまで勝ち上がって優勝して欲しいなと思っています。
 とはいうものの、やはり今一番の関心事はジャイアンツの日本一です。阿部選手、坂本選手、長野選手、内海選手、杉内選手、山口選手、西村選手など中心選手の活躍には当然期待していますが、それ以上に高橋由伸選手、谷選手、小笠原選手などの実績のあるベテラン選手、復活した松本選手、さらには福田選手のように今年やっと花開いた選手の活躍を期待しています。 

2012/10/7

アトピー便り32:季節の変わり目にご注意を

 久しく落ちついていたアトピー患者さんの受診が増えてくる時期になりました。アトピーは元々汗で症状が悪化する場合と乾燥でひどくなる場合がありますが、秋口は汗をかく機会も減り、皮膚のトラブルを含めてアトピー患者さんも少ない時期のひとつと思われがちです。この時期にアトピーが悪化する理由としては皮膚が乾燥しやすい時期に移っていくことと、昼夜の寒暖差のために少し厚着になったときに日中体を動かして汗をかいてかゆくなってしまうことなどが考えられます。季節の変わり目はスキンケアを変えたり、症状に合わせて治療を変えたりしなければなりません。症状がひどくならないように早めにかかりつけの皮膚科医にご相談ください。

2012/10/7

アトピー便り31:Yahoo!にて

 今日のYahoo!のトップページのトピックスの項目に「アトピー、心のケアも大切」というタイトルで産経新聞の記事が掲載されていました。非常に多くの人の目につくところでアトピー性皮膚炎についての正しい情報が流れることは大変喜ばしいことです。コンパクトながら充実した内容でした。とても参考になりました。

2012/9/12

アトピー便り30:正しい情報を

 アトピーに関する家庭医学の新刊本を本屋さんで目にする機会が以前よりずっと減ってきているように思います。アトピーの治療に関しては日本皮膚科学会でガイドラインもできて、標準治療が広く行きわたるようになり治療現場での混乱が少なくなってきたためかと思います。先日ある本屋さんの雑誌コーナーで、新聞の広告欄でもよく目にする健康情報雑誌がアトピー特集を行なっているのを立ち読みしました。その内容はあまりにも衝撃的なものでした。少なくとも10年以上時代をさかのぼったような内容で、ステロイドバッシング、脱ステロイド、最近はあまり目にすることのなくなった内容の記事でした。
 インターネットを含めてアトピーに関する情報は巷には氾濫しています。これらの情報から正しいものだけを整理していくのは大変かもしれませんが、医学的に正しいもの、アトピービジネスと関係のない情報を集めるように心がけてください。いろいろな情報で混乱されている方は九州大学医学部皮膚科学教室、日本アレルギー学会、日本アレルギー協会などのホームページのアトピー関連記事を一度ご覧になることをお勧めします。医者に対する不満から医療不信に陥っている方におかれましては、患者会(日本アレルギー友の会)のホームページを是非ご覧ください。

2012/8/21


外来診療の概要

  • 治療指針
  • 主な診療の現状
クリニック・ドクターについての情報はこちら