つい先だって愛媛FCの試合をテレビ中継で観ました。パスサッカーは観ていて楽しく、しかも首位の湘南に勝利を収めて久しぶりに気分爽快でした。解説者はJ1昇格が狙える実力と評していましたが、確かに素人目にも今後に期待を抱かせるものでした。高校野球の愛媛勢、プロ野球のジャイアンツとひいきのチームがことごとく不振を極めるなか、愛媛FCは一服の清涼剤となっています。今もなお松山は野球どころとしてプロ野球公式戦、オールスター戦開催とイベント目白押しですが、今年は愛媛FCもみんなで町をあげてサポートしていきましょう。
2012/5/2
汗に伴う皮膚のトラブルが目立つようになっています。あせもは幼児だけでなく、日光によって大人でも見られることがあります。アトピー性皮膚炎も汗によってひどくなりますので、季節の変わり目のこの時期は急激に悪化するケースも増えています。汗に対するスキンケア、早めの治療を心がけてください。
2012/5/2
外来を休診させていただき出席したアトピー性皮膚炎治療研究会からはや1週間が過ぎました。今回も非常に多くのことが勉強になりましたが、特にステロイドの使用量については目からウロコが落ちる思いでした。重症の場合には治療開始時のステロイド外用剤の必要量は思いのほか大量であること、減量する時期を急ぎすぎないことが大事だと再認識しました。そのほかにアトピー教室の紹介も印象的で、とても参考になりました。当クリニックでも過去に小児のアトピーのお母さんを対象に何回か開催しておりますが、もっと頻回に開催するには勉強会の対象を重症の成人アトピーの方にも広げたり、開催日時を土日に変更したりするなど、再検討をしなければならないと思いました。
翌日開催された日本皮膚科心身医学会でも内容はアトピーが中心で、興味深い実際の症例のプレゼンテーションが数多く予定されていたのですが、帰りの飛行機の関係で出席できなかったことが大変残念でした。主に教育講演に出席しましたが、その中では講師指導のもとでのコーチングの体験実習が印象的でした。
2012/2/11
寒くなって空気の乾燥が目立つようになりアトピーの患者さんの受診が増えてきました。そうした中で受診間隔の空いた患者さんを診察する時にはいくつか考えることがあります。(1)今回の症状が前回の受診の後も続いていた (2)ずっと調子が良かって治療をしていなかったが、最近になって悪くなった (3)受診していない間に別の皮膚科や小児科にかかっていた 大ざっぱにはこの三通りですが、それぞれで対応が変わります。(1)の場合には治療が不十分なので外用剤の量を増やしたり、頻回の受診を促したりしてしっかりと治療を行なうことを考えます。(2)の場合には今まで通りの治療を仕切り直しで行ないます。一番問題になるのが(3)のケースです。他医をメインにしていて、たまたまそこが混んでいたり、お休みだったりして受診いただく場合もありますし、その逆のこともあります。前者では診察室に入るや否や診察も始まらないうちに他医でもらっている薬を出して欲しいと言われることもあります。その他、何か所も皮膚科や小児科を回ってみたものの良くならなかったり、満足が得られなかったりして病院めぐりを繰り返している方もいらっしゃいます。
これらの状況を直ちに見極めることは非常に難しく、問診でいずれかを確認していくしかありません。(1)(2)に関してはいろいろお話を伺うなかでだいたいのところはわかりますが、それでも患者さんとの信頼関係がきちんと築けていないとちゃんとお答えいただけずにはっきりしない場合もあります。(3)の場合には正直なところこちらとしても残念な思いをすることもありますが、よく考えれば他にもある皮膚科の中からわざわざ来ていただけることはありがたいことですし、何よりもまず患者さんのアトピーの症状を良くすることを一番に考えなければなりません。きちんとお伝えいただければ次回の他医の受診までのお薬を必要最低限お出しすることはできますし、前医で納得できなかった点、満足できなかった点をお伝えいただければセカンドオピニオンの役目を果たすこともできます。ただし、診察をきちんと受けずに事情説明もなく薬を指定されたり、一方的に治療や検査を希望されたりする場合には患者さんが満足のいくようには対応できない場合も出てくるかと思われます。
患者さんに対して医療機関の情報開示の重要性がよく言われますが、患者さんが医師に対しても(経過やご要望などの)情報開示をしていただければより充実したアトピー診療につながるかと思われます。これはすべての皮膚科専門医に当てはまると思いますのでご理解いただければと思います。
2011/12/18
ジャイアンツが滅茶苦茶になってしまっています。ペナントレースで優勝をのがし、クライマックスシリーズでも不発。ドラフト会議では菅野選手の獲得失敗。そして今回のお家騒動。世間的には賛否両論で、世論としては清武GM賛同派が多いようですが、法律や会社的には渡邉恒雄(ナベツネ氏)擁護論が主流のようです。個人的には清武GMの気持ちもよくわかり、つたない個人的な経験からも清武GMのお話の方ができ事としてはおそらく真実ではないかと思っています。しかし、スタッフを守りたいという告発に至った動機づけに関しては、岡崎ヘッドコーチははたして守られたことになるのでしょうか?原監督と岡崎ヘッドコーチの関係が気まずくなるのは火を見るより明らかで、チームにとっては何もいいことはありません。ただ単にナベツネ氏の越権行為を許しがたかったという個人的な思い入れに過ぎないのではないかと感じています。
ナベツネ氏は他チームの4番打者ばかりを取り続けるもチームの好成績にはつながらず、現場を無視したそのワンマンぶりには以前より批判が集まっていました。片や清武GMにおいては、育成選手を含めた生え抜き選手を数多く輩出し、その功績は大きいものの、今年に関しては優勝を逃す要因となった全外国人選手の獲得失敗など責任を負うべき点も多々あります。優勝を逃しながらスタッフの刷新もほとんどなく、一方的に非を暴く姿勢には疑問を感じます。今回清武GM主導で野村ID野球のスタッフを数名招いていますが、巷から伝わるナベツネ氏と野村克也氏の関係を考えると大丈夫かなと思っていました。お互いが歩み寄ってこのような内紛劇が表に出ないように上手に対応できなかったものでしょうか。
何はともあれ来年こそわがジャイアンツが日本一になって、かつドラフト会議において菅野選手をくじで引き当てることを祈ります。そのためにも1日も早くこの騒動が収まることを願ってやみません。
2011/11/23
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