◯皮膚科・アレルギー科関連学会出席、医師会活動など、所用のため、あるいは警報発令などの天候不順により不定期に休診・外来時間の短縮をさせていただきます。その時の事情により休診・診療時間を短縮する曜日、短縮時間が異なりますので、具体的な日にち、短縮時間につきましてはあらかじめ別途で院内掲示ならびにこのページを随時更新してご案内させていただきます。
◯突発的なイベントによる直前の変更、追加もありますので診療終了時間近くに受診される方はご確認のうえご来院ください。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんが、何卒宜しくお願い申し上げます。
6月14日(土) 受付終了時間11時
〇所用のため上記の通り受付終了時間を11時とさせていただきます。ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、何卒宜しくお願い申し上げます。
2025/5/8
〇日中の日差しが強くなってくる中、意外と昼夜の寒暖差が目立ちます。少し前まではしもやけの患者さんもみられました。時候の変わり目で皮膚のトラブルも多くなります。アトピー性皮膚炎では汗、ストレスなどで症状が悪化しますのでご注意ください。症状の軽いアトピーではステロイドを中心とした症状に応じた適切な外用治療とスキンケア、悪化因子の除去で症状は改善します。かゆみが強く、悪化因子の除去も十分にされていない場合、外用治療も不十分になりがちで症状はひどくなってしまいますが、デュピクセントなどの注射製剤を使えば十分にコントロール可能です。薬は非常に高価で治療実施機関も限られていますので、症状の強い方は一度主治医にご相談されることをお勧めします。当クリニックでは注射製剤の治療を希望される患者さんは近隣の基幹病院皮膚科に紹介しています。
(雑考)ある時元々当クリニックに通院されていたアトピー患者さんが別の皮膚科を受診して異なる薬を処方されて、受診時に「そちらの方が良かった」と言われました。これはしょっちゅうある話ですが、実際のところこちらよりも強い薬を処方されていました。一方で、何種類か処方をしていましたので、こちらよりも弱い薬に変更されていたものもありました。こちらとしては連用する箇所については副作用を考慮して少し弱めのものを処方したり、きっちりと外用できていない箇所には症状を軽くするために少し強めのものを処方したりします。今回のケースではご要望を伺った上で敢えて今まで通りの処方を続けさせていただきました。(内心ではずっとこちらが診ているのに一回診てもらっただけの方を信用するのか?残念!と思いながらも、セカンドオピニオンが正しい場合も少なからずありますので)皮膚科医によって考え方・治療のスタンスが異なるので、今後は患者さん自身が納得できる方を選んで通院されるようにお話しました。このような状況であれば別の皮膚科にそのまま替えられる患者さんも多いなか再診していただいたこと、包み隠さずお話していただいたことにはとても感謝しています。一方で、改めて患者さんと信頼関係を築くことの難しさ、言い換えれば普段の患者さんの診療満足度の低さならびに当方のコミュニケション力の低さを痛感させられました。基本的には症状や経過に応じて治療は変えていますが、特にクリニカルイナーシャ(アトピー便り125ご参照ください)の状況下ではあまり変化のない(良くなっていない)患者さんに対しても機械的に診察してお薬を出しての繰り返しになりがちですので(状態が良ければ問題ないのですが)こちらの診療スタンスを省みる機会にもなりました。
2025/5/5
〇スギ花粉による皮膚炎が疑われる患者さんが見受けられます。時候の変化により寒暖差による皮膚のトラブルもようやく落ち着いてきそうです。少しずつ汗や紫外線による皮膚のトラブル、アトピー性皮膚炎などのいろいろな皮膚病の悪化が見られるようになりますのでご注意ください。
(蛇足)先だって診療の終了時間(4月1日より18時になっています)間際に水いぼの治療で子供さんがいらっしゃいました。年少児で大きな水いぼがたくさんありましたので、時間に余裕がある日に改めて受診していただくようにしました。水いぼの治療は患部をピンセットでつまみとるので痛みを伴います。従って水いぼの数が多い場合や年少児の場合、当クリニックではご要望に応じて麻酔のテープを使います(土曜日、診療終了時間間際は除く)。麻酔のテープを貼ってから1時間後に治療しますので時間に余裕がある時に受診してください。尚、水いぼの数が非常に多い場合1回の処置で使用できるテープの量(や診療の時間)は限られているため何回かに分けて治療しますのでご了解ください。1,2個の水いぼの治療であれば(無麻酔で)すぐに治療できますので(痛いのが問題なければ)いつでもご来院下さい。尚、水いぼの治療は1回で完結しないことが多く、水いぼウイルスに対する抵抗力ができるまでは何度でも再発します(⇒治るまでに時間はかかりますが、最終的には治りますので(痛みを避けたい子どもさんには)経過観察という選択肢もあります)。スイミングなどで水いぼNGの場合には頑張って取るしかありません。
2025/4/6
〇ここのところ寒暖差が目立ちますが、それに伴う皮膚のトラブルも見られます。これからは春に向かって段々と暖かくなってきますが、アトピー性皮膚炎ではストレスや汗などでも症状が悪化しますのでご注意ください。
〇スギ花粉症の本格的なシーズンが到来します。中には顔面や頸部にスギ皮膚炎が見られる方もいらっしゃいますが、その場合は外用治療も必要になります。一方で、スギ花粉症と思われる方の中には同時期に飛散するハンノキ、オオバヤシャブシなどの花粉症の方が一部含まれている場合があります。リンゴ、モモ、イチゴなどの果物や特定の食物を食べた直後に口の中やのどに違和感がみられる方は、花粉-食物アレルギー症候群の可能性がありますので一度血液検査をされることをお勧めします。
(蛇足)先だって日本テレビの「カズレーザーと学ぶ」の中でも上記の内容を扱っていました。明日21:59まではTVerでどなたでも観れますのでお見逃しの方は是非ご覧下さい。
2025/3/3
第11回総合アレルギー講習会
2025年3月22日(土)~23日(日)
神戸国際会議場
第124回日本皮膚科学会総会
2025年5月29日(木)~6月1日(日)
パシフィコ横浜
第43回日本美容皮膚科学会総会・学術大会
2025年8月16日(土)~17日(日)
大阪国際会議場
第77回日本皮膚科学会西部支部学術大会
2025年10月18日(土)~19日(日)
岡山コンベンションセンター
第74回日本アレルギー学会学術大会
2025年10月24日(金)~26日(日)
東京国際フォーラム
第55回日本皮膚免疫アレルギー学会学術大会
2025年11月28日(金)~30日(日)
京王プラザホテル
第42回日本臨床皮膚科医会総会・臨床学術大会
2026年4月18日(土)~19日(日)
リーガロイヤルホテル広島
第125回日本皮膚科学会総会
2026年6月11日(木)~6月14日(日)
国立京都国際会館
第75回日本アレルギー学会学術大会
2026年10月15日(木)~18日(日)
(京都)
第78回日本皮膚科学会西部支部学術大会
2026年10月31日(土)~11月1日(日)
ホテルニューオータニ博多
第56回日本皮膚免疫アレルギー学会学術大会
2026年12月18日(金)~20日(日)
国立京都国際会館
第126回日本皮膚科学会総会
2027年6月3日(木)~6月6日(日)
パシフィコ横浜
第76回日本アレルギー学会学術大会
2027年10月15日(金)~17日(日)
(東京)
2025/2/3