気まぐれ随想録

祝巨人日本一

 昨日原ジャイアンツが日本ハムを4勝2敗で破りめでたく日本一になりました。ジャイアンツファンとしてはリーグ制覇をしながらプレイオフで敗れたり、先に王手をかけながら逆転されたりと悔しい思いをしてきたので選手同様喜びもひとしおです。
 特に第5戦の逆転サヨナラ劇は数多くの野球の試合を見てきた中でもベスト5に入る印象に残る好ゲームでした。
 日本シリーズのMVPは阿部捕手でしたが、そのほかにもペナントレースを通しては小笠原選手、ラミレス選手、ゴンザレス選手など数多くの選手が主役級の活躍をしましたが、亀井選手、松本選手、坂本選手もこの1年で大きく成長しましたし、抑えの越智、山口、豊田、クルーン各投手も役割分担を確実にこなし、谷選手、古城選手、大道選手、今年で引退する木村選手などもいぶし銀として活躍を続けて、本当に素晴らしいチームになりました(このほかにも活躍した選手 (グライシンガー、高橋尚成投手など)は数多くいますが・・・)。何年か前までは走れない、守れない長距離砲を何人もそろえて野球盤のようにシングルヒット3本で得点ができないといった笑うに笑えない場面を少なからず目にしてきましたので隔世の感があります。
 2学年しか違わない原監督がWBC制覇に引き続き日本一に輝いたことは、同年代の者としてはとても刺激になりました。このような理想に近いチームを作り上げた原監督は東海大相模時代のイケメン、ジャイアンツの若大将の印象とは異なり、一年を通した戦略、試合での采配、選手の掌握術などからは上司の理想像としていろいろ学ぶべきものがありました。

2009/11/8

四国ダービーを観戦して

 昨日ニンジンスタジアムで愛媛FC対徳島ヴォルティスの四国ダービーを観てきました。愛媛FCホームゲーム史上最多の観客数を記録し、連敗中の相手に今日こそは勝利しようとサポーターの熱い応援でスタジアムは大いに盛り上がりました。得点チャンスは多いもののPKをはじめことごとくはずして結局0-1で負けました。応援自体はそれなりに楽しめましたが、試合後はチームの敗戦と寒さが重なり一気に意気消沈してしまいました。浦和レッズのサポーターがふがいない試合をした後に暴れることがありますが、毎試合大勢のサポーターが集まって応援も半端ではありませんから何となく気持ちもわかるような気がしました(決して暴れるのはよくありませんが)。こんなに観客が多い時に負けるとはもったいないなと、また試合中の望月監督のリアクションがいつもに比べて薄いなと思っていたところ、今日突然望月監督解任の発表がありました。久々のサッカー観戦がいろいろな意味で忘れがたいものになってしまいました。

2009/9/14

全早慶野球戦を観戦して

 昨日坊っちゃんスタジアムで一部OBを交えた早稲田大学対慶應大学の大学野球を堪能しました。早稲田OBの友人に誘われて応援グッズまで揃えてもらって一塁側で早稲田大学を応援しながらの観戦でした。応援団が間近で見れて、グランドにも近い最高の場所で観ることができとても楽しい思い出になりました。試合自体は公式戦ではなく、早稲田と慶應の現在の実力差を反映してワンサイドゲームとなり少し盛り上がりにかけましたが、間近で見る応援団の奮闘ぶりには感動しました。応援団の熱い姿は学生時代に少しだけ剣道をかじっていた頃を思い出させてくれましたし、かの有名な早稲田大学の校歌を歌ったり、試合の前後のエールの交換を体験できたりしたことは荘厳な儀式を体験できたという点で何事にも代えがたいことでした。特に、得点ごとに応援席のみんなで肩を組み合って歌う「紺碧の空」は徳島の阿波踊りの盛り上がりを彷彿とさせて懐かしく思われました(ただ、早稲田が8点も入れましたので少々疲れましたが・・・)。
 かつての「ハンカチ王子」斎藤佑樹投手も登板しましたが、応援に気を奪われあまり印象に残っていませんし、パンフレットに背番号14で載っていた済美高校出身の福井優也投手はベンチ入りすらしておらず何でかなと思ったほか試合内容はあまり記憶には残っていませんが、今回はいろいろな未知の体験ができましたので試合後には十分に満足して帰ることができました。早慶戦に誘ってくれた友人には非常に感謝しています。
 今年の秋の東京六大学野球では早稲田大学、慶應大学の活躍のほか、本番での早稲田大学の応援団の奮闘をテレビで見てみたいと思いましたし、プロ野球を球場で観戦する時はこれまでのようにただ観るだけでなく、ライトスタンドの応援に合わせて楽しみながら観戦するスタイルに変えていこうと思いました。

2009/8/23

後医は名医 or 名医は患者さん次第!?

 先日ある医療情報サイトで「後医は名医」という言葉を目にしましたが、正確に言うと「患者さんが名医を作る」といったところでしょうか。「後医は名医」というのは、後から診察する医者のほうが、前の医者から治療を受けた経過やいろいろな情報がプラスされて治療を行うので病気の経過が良いことを表しています。ところが、後医にかかる時に前医での治療を伝えずに初診と変わらない診察を受けた場合には正しい診断が難しく前医よりも良い結果は期待できません。「後医は名医」になるのは、患者さん自身が後医に前医での診断名、治療内容、検査結果、治療経過を正しく伝えたうえでの話ですが、そうでない場合には「後医はヤブ」か「前医がまし」になってしまいます。「後医は名医」のケースでは、実際にはきちんと前医に再診を受けていないことが多く、再診を受けていれば「前医は名医」となっているケースも多いのではないかと思われます。患者さんにとっては「前医はあわない」というのが正しいところかもしれません。初診で正しい診断と治療ができるのが理想ですが、検査や治療経過をもとに診断を確定させたり、治療を変更したりしていくことも少なからずあります。この治療経過に関する情報が診断や治療結果に大きく影響しますので、適切な情報が患者さんから提供された場合にはそれだけで正しい診断ひいては治癒につながることがあります。医者の力量が名医の指標となるのは当然かと思いますが、患者さんには名医の輩出にときにはご協力いただき、ヤブ医者を作り出すことのないよう大いにご助力いただければと思います。

アレルギー検査と保険診療

 当クリニックはアレルギー科を標榜しているためアレルギー検査を目的に受診される方が多く見られます。アレルギー症状が見られる方アレルギーかどうかの鑑別が必要な方、またアトピー性皮膚炎接触皮膚炎の患者さんでは問題なく保険診療(=一般の方は3割負担)でアレルギー検査を行うことができます。
 ところが、アレルギーを疑う症状が何もないにもかかわらずアレルギーかどうか調べてほしいと言われることがあります。これらの検査を行うことは人間ドックや検診と同じで保険診療の対象とはなりません。従って、検査を行う場合には費用を全額お支払いいただかなければなりませんが、保険診療で検査を行うことができるものと思い込んでおられる方がほとんどです。
 特に最も困るのは経過の長いじんま疹の患者さんが原因検索を目的に受診された場合です。薬を飲む治療だけで、症状がなくならないため何とか原因をつきとめて治したいと願う患者さんのお気持ちはよくわかります。しかし、じんま疹の原因がアレルギーによる場合は数パーセントにすぎず、しかもアレルギー検査の項目は数多くあり特定の検査で原因を見つけだすことはほとんど不可能です。従って、患者さんから検査を希望された場合でも実際に検査を行うのは問診などでアレルギーの関与が疑われるケースに限られます。
 もう一度まとめますと、医師が必要と考えて行うアレルギー検査保険診療で行えますが、医師が必要と認めない場合でも患者さんがどうしてもアレルギー検査を行いたい場合には全額負担で実施することができます。その場合にご注意いただきたいことは、混合診療の禁止よりアレルギー検査以外に医療行為があった場合にはアレルギー検査以外の診察料、処置料、薬代などもすべて全額負担となることです。
 実際に外来でアレルギー検査を希望される方に対して、患者さんが込み合っている場合にはこのような説明をその都度十分にできないことがあり、その場合には結論のみで対応せざるを得ません。患者さんに少しでも納得していただくためにこのような記事をご参照いただければと思います。


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